お知らせ

婦中工場(北陸セイデン)の試験室の紹介

サンプルの性能を様々な器具を使い試すことができる試験室の紹介をします。

クロスカット試験法により、塗装の重要な品質性能である密着性・付着性を調べることができます。

テスト方法が簡単で結果がすぐに得られるので最も広く採用されている塗装の密着性試験です。

 

20~200の倍率が使える顕微鏡です。

サンプルの傷やサビの原因を特定します。

 

サンプルの塗膜に鉛筆を押し付けて、その傷つき具合と鉛筆の芯の硬さにより塗膜硬度を調べる装置です。

 

円筒形マンドレル屈曲試験器

サンプルを折り曲げて塗膜の割れや剥がれ具合から塗膜の柔軟性をはかる試験器です。

 

デュポン式衝撃変形試験器

重りを落とすことにより、塗料の強度を調査する試験器です。

 

カッピング試験装置

押し込み器によって部分的変形を受けた塗膜の割れ及び金属素地からのはがれの抵抗性を調査する装置です。

 

恒温恒湿器

中の温度と湿度を一定に保ち塗装の変化を測定する試験機です。

 

アトラス・ウエザオメータCi3000+

紫外線を当て続け塗装の劣化を測定する試験機です。

 

キャス試験機

サンプルに酸性にした塩化ナトリウム水溶液を当てることで、サンプルの腐食具合を調べる耐食性加速試験機です。

 

このように多くの器具を使うことにより様々な方法や条件下での試験を行うことができます。